2月7日掲載の東洋経済オンラインに掲載のひろゆきさんの記事
ひろゆき「これから生き残る仕事」の納得理由
人にモノを売る仕事はなくならない
URL:
https://toyokeizai.net/articles/-/731330?utm_source=lineam&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=article
を引用しながら、
「営業職特化の転職エージェント」を運営している事業者の目線で、
見ていきたいと思います。
本文:
AIや機械学習の技術が進歩したことで、これまで人間が行っていた仕事は、すごいスピードで自動化が進んでいます。とくにホワイトカラーのデスクワークは、AIに置き換えられる確率が高い。
RPA(Robotic Process Automation*)という仕組みを導入する企業も増えてきました。請求書を発行する、領収書を精算するといった定型的な業務はもう自動化できるようになっているんですね。
これはその通りだと思います。
一律の工程を踏む作業に関して、これまでの時代では制服を着た事務員さんが対応しているイメージがありましたよね。
エクセルファイルへの入力作業や書類の整理などがそれに当たるかなと思います。
現在は当社でもいまだに人力で入力作業をしている部分がありますが、
確かに一定の作業に関してはRPAを導入した方が効率がいい可能性があります。
ただこの場合、一定の規模感以上でメリットが発揮されるケースが多いため、
全ての中小企業にも同様に当てはまるかと言われるとそうではありません。
そこでひろゆきさんの考察としては下記です。
本文:
コンピューターを使って数字をいじくる、デスクワーク系の仕事は全部なくなります。
彼の考察としては、この先データを入力したり、簡単なプログラミングなどの若干のクリエイティビティが求められる仕事も、
生成AIやRPAなどで代替され、なくなるということです。
極端な話、全部がなくなるということはないと思いますが、
「自分で操作して何かを作る」ではなく、
「AIに指示を与えて最終修正する」の時代が始まっているかと思います。
動画も、アニメも、文章も、読み上げも今は生成できるAIのサービスが大量にありますよね。
僕もいくつか無料期間を設けているクリエイティブ系のAIツールを触ってみましたが、
確かにまだまだ完成系とは言えない段階かと思います。
一方で、こんなことができるようになるなんて数年前の自分は全く考えていなかったので、驚きもありました。
本文:
そんな中で、僕がこれからも残ると考えている人間の仕事は、「営業」です。
本文:
人間相手にモノを売る仕事は、なくならないんじゃないでしょうか。
確かにこれはよく聞きますよね。
・営業だけは無くならない
・人と心を通わせることができるのが人だけだ
なんで声は僕も何度か聞いたことがあります。
ただここでひろゆきさんの言っている営業の定義がすごく重要だなと感じます。
本文:
内向的な人にとって営業はネガティブなイメージがつきまとうでしょう。知らない会社に出向き、名刺交換して、頭を下げて商品を売り込む。あるいは、ある地域の家のインターホンを片っ端から押して、飛び込みで営業をする。勧誘電話をかけまくる。
こういうのって営業部門で働いたことのない人にとっては、かなりハードルが高く感じられるでしょう。
でもそれは営業を狭く考えすぎています。人間相手に何かを売る行為は、すべて「営業」です。
つまり、世間一般でイメージされている「営業」ではなく、
営業=「人に何かを買ってもらう行為」
と定義しています。
これは確かにそうですよね。
生活に身近な部分で言えば、街の小さなでお店を開けるのも「営業」と言いますし、
どんな業態のサービス、会社でも「新年は5日より営業開始です」のような文句をよく目にします。
そうなると、営業職の定義は少し見え方が変わってきますね。
世間一般の営業のイメージは
電話をかけてアポをとって、
資料を作って、
商談にいって、
契約をまとめてくる。
ややこしいお客さんには頭を下げて、
暑い夏もスーツでお客さんのところを回る。
そんな「営業職のイメージ」があるかと思いますが、
ひろゆきさんの解釈を借りれば、
営業=「人に何かを買ってもらう行為」なので、
・どんなサービスや商品が売れるか考えること
・広告を出して問い合わせを獲得すること
・イベントなどで展示会をすること
など一般的な「マーケティング」と言われる領域のお仕事も、
大義でくくると「営業」の中に入っているのかなと思います。
当社は「営業職」とくに法人相手の営業求人を多く取り扱っていますが、
マーケティングなども広く営業と捉えていいのだと考え直すきっかけになりました。
これから転職を検討されている方も、この先の未来生き残れる仕事がなんなのか気になると思います。
一つ明確に確からしい答えがあるとすれば、
「売上に直接関わるポジション」
は今もこの先も非常にニーズの高い職種であり続けると思います。
それが世間一般の営業職・マーケティング職であると思いますので、
AIに変わられない人間を目指すのであれば、
あなたの工夫で誰かに何かを買ってもらい、売上を出すこの内容にオリジナリティがあれば、この先も活躍できる人材であると思います。
あなたにあった職場を目指す、特に営業やマーケ領域で転職を検討の方は、
この領域に特化した弊社にご相談してみて下さい。
きっとこれまでの自分だけでは気が付かなかった”なにか”を提供できると思います。